伊野尾くんが誕生日だったので好きなところを100個挙げた
1. | 甲高い声 |
2. | 声質を活かしたしゃくり上げた歌い方 |
3. | 危うい声質とは裏腹にしっかりとよく通るところ |
4. | 下まぶたの粘膜が綺麗なピンク |
5. | クマがわかりやすい目元の皮膚の薄さ |
6. | 豊満な涙袋 |
7. | カーテンから差し込む日光のようなまつ毛の隙間 |
8. | スッと高い鼻 |
9. | つんとした上唇 |
10. | ふくよかな下唇 |
11. | 赤くて長い舌 |
12. | ぱかっと開く大きなおくち |
13. | ナチュラルと見せかけて矯正済みの歯並び |
14. | しっかりした眉 |
15. | 筆で書いたようなもみあげ |
16. | 顎の割れ方がマイルド |
17. | 顔のパーツが全部贅沢 |
18. | 穴の開いていない耳朶 |
19. | こめかみから頬までが一直線の輪郭 |
20. | 皮下脂肪の配分が天才的なおなか |
21. | 角質を知らない綺麗な肘と足裏 |
22. | 小顔なのにハチ周りがデカいので帽子がちょこんとしか乗らない |
23. | スラっとした体にまん丸の頭部が乗っかっている絶妙なバランス |
24. | 顔面だけで画を永遠に持たせらる表情プロデュース力 |
25. | 御髪が短めの時のビジュアル |
26. | とろんとすると並行二重に、キリっとすると末広がりの二重になるところ |
27. | ピーチガールのチュー顔→(´3`) |
28. | 薄手のシャツがよく似合う |
29. | 魚が海を泳ぐように踊るところ |
30. | ダンスのクセが手足の長さゆえなところ |
31. | 足のサイズが27cm |
32. | 曲線的なフォルム |
33. | 「いーの?おっけー🙆」というキャッチコピーのなんとでもなる感 |
34. | 切れ味鋭い天才的語感センス(絶対にラップやってくれ) |
35. | 長めの文章だと「~であったり、~ですけれども……」と言う回りくどさ |
36. | ひょろひょろした字 |
37. | 笑い声が独特の鳴き声のようなあるいは壊れた弦楽器のようなところ |
38. | 初夏生まれなところ |
39. | 誕生花の花言葉が「愛の絆」「愛は死より強し」 |
40. | 誕生日を大事にするところ |
41. | 埼玉県出身団地育ち |
42. | 得意科目が図工 |
43. | 理工学部卒 |
44. | 連続窓や剛構造に興奮する建築学科 |
45. | 朝に強い |
46. | 毎週5:25からの生放送を1年以上一度も欠席していない |
47. | 車と船舶の免許を持っているところ |
48. | 「慧」という名前の美しさ |
49. | 『こんとあき』から妹の名前を名付ける暖かさ |
50. | 育ちの良さと口の悪さが同居しているところ |
51. | お母さんの手料理をたくさん食べて育っているところ |
52. | 小学生のころ毎年のように家族旅行に行っていたというご家庭の方針 |
53. | 自然や風土などの教養がある |
54. | ちねんたまに「いのちゃんとのラジオを願ってたのは僕なのに」と言わせるところ |
55. | 子どもに懐かれやすいところ |
56. | 年上に好かれやすいところ |
57. | 動物と仲良くなれる |
58. | 甘え上手に見えてとても長男気質 |
59. | サブカル女を寄せ付けやすいけど本人の好みがド王道 |
60. | 話題作に乗れるミーハー的体力 |
61. | 「楽しいね」「おいしいね」と喜びを共有する素直な話し方 |
62. | 「面白い」と思えるものをすぐに見つけられる知的好奇心 |
63. | 客観性に富んだ瑞々しい感受性 |
64. | ジェンダー感がフラット |
65. | アイドルとしての取捨選択が身に付いているところ |
66. | 自論を喋りすぎず受け取る人への余地を残すところ |
67. | 見せたくないテリトリーは決して侵さず、「ありのまま」「自然体」をファンに委ねるところ |
68. | 「ありのまま」と言いがちだけど求められたものに応えがちな生真面目さといじらしさ |
69. | 押しつけがましくない、説教くさくない |
70. | ファンと距離を取ってくれる |
71. | 過剰なアピールをしない |
72. | 家族、メンバー、仲間内を大事にする |
73. | 多数の収録をしながら約30公演のツアーをこなす根性 |
74. | 大学の研究室で寝泊まりしながら帝国劇場で100公演以上務めたこと |
75. | 大学を4年で卒業したことに誇りを持っているところ |
76. | 人を馬鹿にした態度を取らない |
77. | 緊張しい |
78. | 先輩の前だとタジタジしがち |
79. | 圧倒的吸収力 |
80. | 容姿を褒められても安易に謙遜せず「お父さんとお母さんが喜びます」と言えるところ |
81. | 相手が思った「良い」という感情を否定しないところ |
82. | 積極的に「初めて」と言うところ |
83. | メレンゲ等で人が話している様子をじっくり眺めすぎ |
84. | 「相手の名前を意識的に何度も呼ぶ」というモテテクを素でやりすぎ |
85. | 志望動機通り美味しいごはんをたくさん食べる有言実行さ |
86. | ごはんを食べているときが一番おめめが大きくなるところ |
87. | ハマる食材がトマト、お酢などとても健康的 |
88. | 寿司屋に行き慣れているところ |
89. | jr時代にNHKホールのセンターに立っていたこと |
90. | 食リポが上手なところ |
91. | カメラ前で弱音を吐いているときの声の情けなさが凄いところ |
92. | 楽しい時声が弾んで息絶え絶えになりながら同じ言葉を繰り返すところ |
93. | 金髪が似合うところ |
94. | デンプン含有量がすごそうなところ |
95. | 撮る人によって写りが全く異なる魅力の多さ |
96. | これだけ連日メディアに出ていてもなお未知なる可能性が数えきれないほどある伸びしろの恐ろしさ |
97. | 「仕事は楽しい」と言ってくれること |
98. | 伊野尾くんを見守っている人がこの世にたくさんいること |
99. | 「楽しかったことと辛かったことどっちが多かった?」と訊かれ「同じくらい」と答えるところ |
100. | 楽しそうにニコニコ笑ってる顔が一番好き!!!!!!!!!!!!!!!! |
去年の誕生日、アルバム制作やツアーに加えレギュラーラッシュが始まったことで、「無理をするなと言いません、屈せずにいてください」と言いました。
今年はどうか、日々の中にたくさんの喜びがあってほしいと思います。
頑張ってる伊野尾くんも疲れっちゃった伊野尾くんものほほんとしてる伊野尾くんも楽しんでる伊野尾くんもどれもとてもとても素敵です。
伊野尾くんにたくさんたくさんたくさんいいことがありますように!!!!!!!!!
はじめての関ジャニ∞所感
(このエントリは関ジャニ'sエイターテインメントのネタバレを含みます)
2016年12月17日(土)、東京ドームに行きました。
今年の春ごろからエイターのフォロワーさんに曲やDVDを紹介してもらい、いろいろ視聴したのですが、ジャニオタのみならず、心にオタクを飼っている人間全てに優しいのが関ジャニ∞だと思います。
オタクだった人間なら誰しもが妄想した世界観を軒並みやってくれているうえ、「上に登ってやる」という野心がドラマ的ですごくいい。
以下各メンバーの所感。今まで=エイトさんかわいいかわいいゲートをくぐる前のことです
●横山さん
(今までの印象:はちゃめちゃに顔が好き。笑い声が赤子の産声。)
OPで「無理ーーーーー!!!!!!」て叫んで登場した横顔の美しさに貧血を起こしそうだった。
横山さんを視界に入れているときだけわたしのメラニン色素もどうにかなってるんじゃないかと錯覚するほど発光していた。
フロートから客席を見下ろす姿が幻かと思うくらい芸術品だった。個人的に拝観料をたくさん払いたかった。顔の徳が高すぎる。
最近のTV誌での声質分析でも書かれていたけれど、丁寧に歌おうとする几帳面な歌声がオタク心をくすぐる。唯一無二の声質だな~。横山さんの声を持っている関ジャニ∞さんは本当に強いと思います。
●渋谷さん
(今までの印象:怖い)
冒頭あいさつでのニコニコしながら「こんばんはぁ、来たのぉ」といい、歌っているときの目が離せない姿といい、人間というより歌う生命体のような、今までに見たことのない無垢な何かを見ているような気持になった。ピクシー……?
ピースがあどけなさすぎてかわいい。
アイドルが競馬で勝った負けたの話をしているのを聞くのが初めてだったので、無駄にドキドキしてしまった……
小さなお顔から大きなおめめが零れ落ちそうなくらい目を見開いて、ガリガリの体から爆発的な歌声を響かせるところにとても魅力を感じているので、一生太らないでほしい。
●村上さん
(今までの印象:デキる社会人。フォローと立ち回り力がすごい。)
個人的にエイトの中で一番セクシーだと思っている。
喉を開いてガウガウ言っている歌声が良い。
初めて聞いた王様クリニックが予想以上に好き!わたしが90年代日本語ラップの雰囲気好きなのもあるけれど、ゆるいメロディが声のワイルドセクシーさを倍増させてて良い。
「王様クリニック」の世界観はどこから来たの?王様でラッパーでお医者さんというあっちゃこっちゃな設定がひとつに集結してるのが絵本の世界みたいでかわいい。
羽毛のようなフワフワの投げチューをしていた。
●丸山さん
(今までの印象:優しそうだが得体が知れなくて怖い)
うちわとフォトセットは丸山さんの買ったよ……♡
もうとにかく、あの目が良い。丸山隆平さんは地獄に咲いた蓮の花だと思ってるし丸子はマグダラのマリアだと思ってる。
ドーム規模にも関わらずファンサービスが凄くて見応えがあった。
ブロック全体で一緒にパーン!とやったあと「よくできました~」と頭上で大きく丸を作り、ピョンピョン跳ねながらおててをブンブン振っていた。カワイイーーーーーーーー!!!!!!!沸いた回数堂々1位。
あとファンサで見えない赤ちゃんを高い高いするような仕草をしていて、めちゃくちゃ「丸山さんにあやされてえ~~~」と羨ましくなった。
(「見えない赤ちゃんをあやす丸山隆平」という文章の薄気味悪さもまた良い)
表情筋がすごいので、ロボットの研究機関などに表情筋モデルを提供すれば、絶対に科学が一歩前進すると思った。
スタイルがいい。
歌声がダントツで好き!すごくアイドル。
●安田さん
(今までの印象:ヒーリング効果のあるマスコット。きんぎょ注意報に似ている。)
崩れ落ちた回数1位。
「存分に惚れて帰ってください」
「笑ってここにいるけど、背負ってるものがあるからね」
安田章大に腰を抜かす快感凄まじくない??エイターは毎公演こんな衝撃を味わっているのか……
いろいろ映像を見る中で「象」の安田くんがとても好きだったので、生で見られたことが本当に嬉しかった。
目を見開いたあと微笑みながら歌う「人間のロープに怯えてるの」で、絶句しすぎて、空気中にいながらにして溺れた。
ダンスが一番好き。ハキハキしていて、花道でもきちんと踊る真面目さが良い。
●錦戸さん
(今までの印象:怖い)
この人は始終照れたりはにかんだりしていた。なんで???かわいい~~~!!!
今まで一番輩だと思っていたはずが、「りょおてゃんペロ~~~~~~~い♡♡♡♡♡」とか言いながら東京ドームを出た。人生で初めて「ペロい」って言った。
クロニクルを見て、すごく「自分が愛される方法を知っているなあ」と感じた。何しても許したくなってしまう、アイドルとしての生命力が凄い!プロフィールを見るまで間違いなく最年少だと思っていた。
あと170cmというプロフィールに「嘘だろ!!この顔は3mはあるだろ!!!!」と信じられないでいたけど実際に見たらちゃんと170cmでびっくりした。(disでは無い)
OP映像の、組長にたばこの火を差し出すシーンが性癖案件だったので、静かな会場で思わず「めちゃくちゃ興奮する……」と言ってしまったのがわりと死にたかった。
●大倉さん
(今までの印象:怖い)
メンバー然りキッズダンサー然り、ちょっかい出したがりなのかな?目聡さが子どもみたいで良い。
豪快な笑顔がお手本みたいですごい。
(^▽^)←おめめもきれいに弧を描いてるし、おくちも見事な逆三角形でそこから覗く上下の歯の比率も素晴らしい。そのまま判子にしたい。
ダンスの魅せ方が上手い。風を味方につけている。ターンするときのジャケットの翻り方なんてそのままフィギュアにできそうだった。
演奏直後の疲弊した顔が良かった。疲れた顔をもっと見たい。
TVではそれぞれソロで活躍している印象があったので、複数人で合わさった時の化学反応と次から次へ話題が出てくる雰囲気が面白くて見入ってしまった。
恥ずかしながら初めて聞いた「I to U」が東京ドームだったこと、ジャニーズ名物フライング(低い)を初めて生で見られたことなど、貴重な体験がたくさんできた。
前半はアップテンポなナンバーと賑やかなコーナーで盛り上がり、後半はライブ感満載のバンド曲でボルテージが上がるのが味わえて楽しかった!
中でもやっぱりTokyo holicが良かった。
劣等感、挑戦、希望、いろんな感情を抱えながら精いっぱい生きていく点で、「東京」と「アイドル」というモチーフはすごい親和性があると思っているので、関西出身、デビュー10年以上である関ジャニ∞の皆さんがこれを歌ってくれるのがとても嬉しかった。
「コンサート」と「ライブ」は別物だと自分の中で思っていたけど、エイターテインメントは両者の良いところをいい配分でマッチさせていて、ジャニオタも非ジャニオタも楽しめるとっても素敵な公演だった!
関ジャニ∞、ぜひぜひまた行きたい!楽しかった~~~!!!
Hey!Say!JUMPに落ちて約1年の新規が挙げる「この伊野尾慧の歌声にやられた」
約1年前、Hey!Say!JUMPの全員の顔と名前が一致してから初めてのMステで「Ready Go」が披露された。
その頃にはすっかり伊野尾慧がまず目に飛び込むようになっていたが、
あの日、私は瞬きしていたら見逃してしまいそうな一瞬の、ほんのコンマ数秒の「yes!」にやられた。
完全に飛び道具・伊野尾慧に心臓を射貫かれた。
食らった瞬間にもう立ち尽くしてしまって、
冗談でなく、そこから1週間はyes!が脳にこびりついて離れず、生活もままならなかった気がする。
伊野尾慧の声は何故あんなにもストレートに、脳髄を貫いていくのだろう。
一度覚えた電脳ボイスにもうやみつきになり、
毎日のように聴いては脳内麻薬をドバドバ出しているのだが、
その中でも特に私が中毒になっているパートを挙げる。
(2015年6月22日現在)
レインボーキャンディーガール
「七色のgirl」
もちろん「そんなヒール履いちゃって~」のかわいさと言ったら格別だ。
伊野尾さんは長い舌で子音をはっきり発音する傾向があるので、
"s" "t"が続くこのフレーズの"伊野尾慧っぷり"たるや撃ち抜かれた者は多いだろう。
しかしさらにその上を行く瞬殺力を感じたのがこのワンフレーズだった。
タイトルも曲調もコンセプトもとびきりの「かわいい」が込められたこの曲で、
伊野尾慧は完全に己の声の強みを把握し武器として繰り出してきた。
1番ソロのポップで元気なかわいさとはまた変わった、アンニュイさも感じさせる甘さ。
後続の「心配なgirl」「しょうがないなあ」という歌詞にぴったり合わさった歌声。
FOREVER
「諦めることも出来たけど」
静と激が入れ替わり立ち代わる一曲。
始めから最後までずっと激しいままじゃ、この曲の壮大なラスボス感は出ない。
「今すぐにwake up」と裕翔が叫びこれから盛り上がるという場面で、
眉を動かさずウェットな静けさを持って歌い上げることで、
「何かが始まる」と全身に予感させるパート。
余談だがこの2番サビ前で頭を千切れるほどガクンガクン揺さぶる有岡氏が死ぬほど好きだ。
我 I need you
「その唇奪っちゃっていいですか?」
彼の歌声が脳に直接届きやすいのは冒頭にも挙げたが、
その秘訣のひとつに、ビブラートが無いまっすぐなハイトーンが由来しているのではないだろうか。
早回しのような目まぐるしい展開が続くこの楽曲、
細かい音符が続く中、
1番サビ前で突然伊野尾慧のつっきったハイトーンが差し込まれる。
もうごたごた説明する必要もない。脳味噌直撃。
私は幾度と無く伊野尾慧によって殺されてきたが、
この脳幹を勢いよく貫かれる衝撃は、「yes!」以来の死であった。
感じるままにYOU & I
「なおさら so good!」
私が初めて伊野尾慧の歌声に度肝を抜かれた曲と言っても過言ではない。
というのも「感じるままにYOU & I」はjrの岸・岩橋・颯くんの
いわゆる「C3」が踊ったものしか見たことがなかった私は、
「感じるままにYOU & I」と言えばあのフラットでしなやかな、吐息交じりの大人びた楽曲、という印象を抱いていた。
初めて原曲の存在を知り、なんの気構えも無く再生した自分を、実に愚かだったと今でも反省している。
艶やかな黒い眉をキッと上げ、こちらから目を離さずに歌い上げる「なおさら so good!」は、
発せられる一音一音すべてが弾丸となり、私の全身を勢いよく撃ち抜いていった。
一際高いキーでのびやかに歌う、くらいの、ぼんやりとしたイメージしか持っていなかった脳が、
「伊野尾慧の歌声」を初めて「認知」した瞬間だったと、今でも記憶に新しい。
ちなみにC3バージョンの「感じるままに~」にも当時の伊野尾さんたちの声がそのまま残されているので、
未視聴の方はぜひ楽しんでほしい。
他にもLWMで見せた「人生は 冒険って」(Go To The Future!)の驚異的すぎるふわふわとした歌声は
音符が彼の喉を通してすべて綿菓子になったようだったし、
あのキャンディスウィートボイスで歌う「甘くないね大人の日々は」(スーツデイズ)、
声色は普段と変わらないはずなのに切ない寂しさがあふれる「So Sad 自分だけ はじかれてるような気がして」(ともだちだよ)など、
伊野尾慧の歌声に「やられた……」と感服した日々を挙げるときりがない。
今月24日、Hey!Say!JUMPのニューアルバムが発売される。
曲のスパイスとして一つまみ振り分けられていた彼の歌声は、どんどんパート数を増し、今やかなり重要なポジションを与えられている。
あの特徴的な歌声はかなり使いどころを熟考した上で「とどめ」として使うことで映えるのでは、と素人目には思うのだが、大変に喜ばしいことには変わりない。
来る24日を、覚悟をもって挑むつもりでいるが、
たぶん私の脳幹は、宇宙に浮かぶ星の数ほど用意しても、
全て伊野尾慧に貫かれてその生涯を終えることだろう。
カラフト伯父さん(2かいめ)
5月3日18時公演、当日券を求める列はざっと100人はいたと思う。
締切ギリギリになっても列は止まることを知らず、
何度か折り返し地点を作りながらうねっていた。
公演回数を重ねるごとに当日券の勢いもどんどん伸びているのは、
倍率に揉まれる身ではありながら、やはりそれ以上に嬉しさが先に込み上げる。
連休期間ということもあり親子連れも多く見られた。
コメディシーンでは前回の観劇以上に笑い声が響き、
カーテンコール最後の伊野尾さんの両手お手ふりには小さな歓声が上がっていた。
2回目の観劇ということで、前回はわけもわからず見ていたものがクリアに輪郭を持つ瞬間がいくつか実感できたのがうれしかった。
中でもゾクゾクしたのが荷台を開け放ち、仁美と悟郎の荷物を几帳面に整えながら乗せる場面。
伊野尾慧の軽トラの運転に始まり伊野尾慧の軽トラの運転で幕を閉じるこの舞台、約2時間の上演時間の中で結構な尺を使っている。
最初はえらいフェチのこもった演出だなとありがたくじっくり堪能していたのだが、
この荷物を乗せるシーンでは伊野尾慧自身が本舞台の最大の魅せ場を、徹が一番輝くステージを作り上げているその工程が目の前で繰り広げられるのだとわかると、
えもいわれぬ興奮が襲ってきてブルブルと震えたのを覚えている。
徹は今からこのトラックの荷台で作られたステージの上で、一等星のごとく煌々と光を放ち、
173㎝の体を気の毒なほど小さく縮こめて、無垢なこどもまま、ヒーローの名前を叫び続けるのだ。
劇中の悟郎はたしかにどうしようもない人間だが、本人の言うように、徹に恨まれても仕方ないと思うような決定的過ちは犯していない。
関係性に影響を及ぼす転機は何度も起こっているが、彼なりの対処をしてきた。
むしろ詰め寄るたびに「おかんが死んだときは」「地震のときは」「親父が死んだとき」と繰り返す徹にやるせなさを感じずにはいられなかった。
小さな出版社をたった一人で任された悟郎には様々な問題が日々立ちはだかっている。
安心して過ごせる瞬間など微塵もない。
そんな中降りかかった地震も、家族の死も、東京で慌ただしく生きる悟郎の手ではどうすることもできない。
苦しいながらもなんとか援助しようといろんなかたちでアプローチするが、
悟郎にとって、「徹のもとへ駆けつける」ことが一番の困難となってしまった。
そんなカラフト伯父さんを「あのとき来てくれなかった」「東京で自分のことばかり」と責め立てる徹は、あまりにも幼いこどものように映った。
幼少の頃、「親」や「先生」「大人」は自分たちとは違う、そういう生物なんだと思っていたことがある。
だからそんな存在が泣いたり悲しんだりするとひどくびっくりするし、
そうやって「大人」は自分たちと変わらぬ「人間」なんだと学んでいく。
しかし徹は、その分別がつくための機会が設けられる前にからだだけが大人になってしまった。
悲しみと寂しさに埋もれながら二十余年生きてきた徹には、まだ瑞々しい青春も穏やかな春も訪れていない。
毛布にくるまり震えながら「カラフト伯父さん」の登場を待ちわびている幼いこどもだ。
時は止まったままなのにいつの間にか背も伸び年も重ね、
いよいよ自分自身の力で生計を立てなくてはいけないところまで来てしまって、
カラフト伯父さん本人からも「もう立派な大人だから自分で考えなさい」と言われてしまった。
「憎まれるほどのことをしたのか、思い当たる節がない」旨を悟郎は徹に告げるが、多分、悟郎はなにもしていない。
しかし小さなこどもにとって、ヒーローになにもされないのは、一番深い悲しみだ。
悟郎は様々な「大人の対処」を徹に、そして徹の両親にしてきた。
それは決してあんなにも激しく責め立てられるようなことではない。
むしろできる限りの、最善の手とも褒められるべき行動でもおかしくはないのだ。
しかしヒーローに求められるのはいつでも、スマートな立ち回りでも、気の利いたサポートでもない。「どんな苦しい状況でも、ボロボロになりながら駆けつける」ことだ。
得体の知れない怪物、渦巻く不安を取り払うのに、建設的な対処などいらない。
からだひとつで目の前に現れてくれたら、こんなにも救われた思いになることはないのだ。
たった今から自己破産する実父ともう中絶も出来ないほど膨れ上がった腹ボテの元ストリッパー、そのふたりを軽トラに乗せる、頭を下げて前借りした給料を数時間で実父に溶かされた息子。
決して明るい未来は近くに無い3人が、なぜあの対話で憑き物が落ち、
こんなにも清々しく希望溢れるエンディングを迎えることができたのか。
その答えはもっと明白で、単純なところに隠されているのではないだろうか。
次回の観劇は5月10日。
カラフト伯父さんにおける「サザンクロス」「天上」「ほんたうのさいわひ」はどこにあるんだろう。
まだまだ噛み砕けていない「カラフト伯父さん」最終回を、わたしはどう迎えるのか。
3人の晴れやかな笑顔を見届けるその日まで、少しでも近づけたらと思う。
カラフト伯父さん(バレ含みます)
本日14時、伊野尾慧主演舞台「カラフト伯父さん」を観劇した。
3日目ということもあってか、劇場内はわりと穏やかな空気に包まれていたように思う。
いわゆるジャニーズ関連の現場に向かうのは初めてのことであった。
Hey!Say!JUMPに落ちてから約半年後にFC加入、
さらに半年以上かかってやっと初現場までたどり着いた。
アイドルを観るために生きてるけど腰は重いし金は落とさないので、
ドルオタ落第生だななんて思っている。
私事ではあるが、5月はこの「カラフト伯父さん」とももクロ主演「幕が上がる」、
ふたつの舞台を何度か観る予定でいる。
震災の傷が残る神戸と静岡の弱小演劇部。
奇しくもほぼ同時期に開演されるふたつの舞台には、
作中で取り上げられた、重要な鍵となる作品が一緒という共通点がある。
その作品のモチーフは「銀河」。
そのテーマ通り、徹くんは星そのものだった。
神戸でたったひとりでいる彼は己の灯火だけで生きていて、
山場のシーンでは己の身を燃やしながらごうごうと光を放つ星であった。
フライヤー写真が発表されたとき、わたしは
「伊野尾さんはカーテン越しに微笑んでるイメージだから青空が眩しくて目に染みるなあ」と呟いた。かなり胸がギュッとなったのを覚えている。
画面や誌面で観る伊野尾慧さんは浮世離れした美しさで、いつも飄々としていて、本心を吐き出そうとさせるインタビュアーの質問も巧みにかわす。
アイドルに人生を捧げ、アイドルとして生きることに徹する人間こそ
わたしの中のアイドル像とも言えるので、
メディアでたびたび「自分はアイドルであることを常に念頭に置いている」といった発言をしていて、
ファンの前ではどこか非現実的な存在であり続けようとする伊野尾さんのモットーがたまらなく好きだった。
どんなに過去の文献を探っても真意は掴めず、ふわっとしていて、
喉に鈴がついているかと思うような声で、パラレルワールドに生きているような、そんな印象だった。
だからこそ、1年ほど前から「お芝居をする楽しさ」を見いだし始めた
伊野尾慧さんはほどなくして大きな転換期を迎えるのだろうな、
と新規ながらに感じていた。
そんなぼんやりとした憶測を高く飛び越えて、徹くんは青空よりも更に生々しく、熱く熱く輝いていた。
徹くんの爆発的な声は鼓膜を突き通って頭をぶるぶると震わせた。
からだ中に、徹くんが懸命に生きていることを浴びた。
圧倒的な生命力が全身から溢れている、誰のためでもない光がただただ美しかった。
山場では胸が詰まって息もできなかったが、アドリブなどで時折見せる笑顔は伊野尾さんの柔らかさそのもので、それと同時に徹くん本来の笑顔でもあると思うと涙が零れそうになった。
最後に鼻の奥で微かに煙ったガスの匂いが、
自分自身をジリジリ焦がしながら生きる徹くんを象徴しているようで胸がいっぱいになった。
伊野尾さんが持つパワー、生きる力にひたすらに圧倒された2時間だった。
これからも毎日のように公演は続く。
伊野尾さんは毎日自分を燃やしながら、己の力だけで輝く日々を、脈打つように刻んでいく。
カーテンコールでの鳴りやまない拍手は、徹くんから浴びた生命力がそのままパチパチと輝いているようで、眩しくて仕方がなかった。
画面で見たことのあるふにゃっとした笑顔を最後の最後に見せてくれた伊野尾慧さんにまた泣きそうになった。
初
ドルオタとはてブの親和性の高さは常々感じていたのですが、
ちょうど去年の今頃(突然)(勝手に一人で)ジャニーズに、それこそ落とし穴のようにハマりまして、
ずっと家で女子ドルしか見ていなかったのがいわば巨大な帝国に足を踏み入れてしまった感じがして、勉強も兼ねいろんな方のブログを見る機会がぐんと増えました。
(sexy zoneデビューあたりからぼんやりとセクゾかわいいなあ~~Jrのみんなかわいいなあ~~と思ってはいたのですが
今!あの!飛ぶ鳥を撃つ勢いの!噂の!伊野尾慧に、わたしも1年前まんまとやられました・・・ほんとうに一瞬の出来事でわたしも何が何だかわかっていません)
(新規です 許してください お手柔らかにしてください)
その際に触れた多くの人のアイドル考察や分析が大変に面白くて、読者になるためついにはてブ登録をしました。
わたしは文章を書くのがからっきし駄目で2000字規定のレポートもウンウン唸って500字で出していたような人間なので、ほぼROM専になるかと思います。
なんですが、何も記事が無いとさすがに殺風景かなということで、わたしも最近アイドルに感じたことを記録したいと思います。
アンジュルム『大器晩成』 (ANGERME[A Late Bloomer]) (Promotion edit(New Ver.)) - YouTube
わたしがアイドルに生活を捧げるようになったのが2010年、
まさに「アイドル戦国時代」の旗が掲げられた、現アイドル業界に革新が起きた頃でした。
伊野尾慧といい女子ドルといいはたから見たらミーハーでしかないと自分でもわかってます・・・永遠の新規です・・・ごめんなさい・・・
そこからわたしは高校、大学、そして現在とももクロに生きているわけですが、
なぜももクロを知ったかというと、スマイレージのデビュー曲「夢見る15歳」の関連動画にあがっていたからなのでした。
セット、衣装、そして本人たち、スマイレージのすべてが輝かしく、凛として華がありました。
実際に「夢見る15歳」のPVでは常にセットの反射が演出として映り込んでいて、
それに彼女たちの無垢すぎる輝きが加わるものだから、
視聴者は一種の催眠のような状態に陥るんだと思います。「夢見る15歳」の輝きに夢見るアイドルファンの図。
ちなみに小川紗季ちゃんが好きでした。
その後メンバー編成の変化などから当時ほど追うことはなくなってしまったのですが、今回スマイレージ改めアンジュルムとしての初シングルが出るということで見てみたら
この子ら、強いぞ・・・!!??
とおったまげてしまいました。
そらもうかなりおったまげました。
ちょうど3年前、6人になったスマイレージが初めて世に向けて歌ったのが「日本一になるまでチョトマテクダサイ!」でした。
ポップなサウンドに乗せおどけながら歌い踊る彼女らに微笑ましさを感じていたんですが、今度の「新生」はこれはちょっと、数年前とは訳が違うんじゃないか?
壮大なイントロを受け振り返る9人が、それぞれの方向に手を伸ばしたあと一斉に空に掲げる。彼女らの沸々とした目、きゅっと上がった眉、3年前「チョトマテクダサイ」と行き交う人々の背に伸ばしていた手が、「今掴みたい」「今叶えたい」としっかり握られている・・・
開始20秒でこのアツさ!!ウオ~~~~~~~!!!!!!!
大興奮。個人的に「大器晩成」がa late developerでなくbroomer、「遅咲き」になってるのもかなりアツい。彼女たちは確かな「華」がある。
スマイレージにだけ手にしていた華があるように、アンジュルムにしか咲かせられない華があることをこのたった4分半で、怒涛の勢いで叫ばれた心地。
人数が増えるということはそれだけ挑戦の幅も増えると思うので、
デビューから7年かつ1年目の彼女たちの雄姿を見ていたい、そう思ったクリップでした。
同時収録の「乙女の逆襲」もかなりニューウェーブ効いててイイです。
2015年は戦闘態勢のアイドルがいっぱいになりそうでワクワクだ~!